比婆郷土料理研究会『郷土のお月見会』

 

旧暦の8月15日は満月を愛でる十五夜。2014年9月6日(土)『郷土のお月見会』をテーマに、比婆郷土料理研究会を開催しました。

 


ひば郷土料理研究家の小林富子さんを講師に、「お月見団子」、「お月見汁」、「焼きなすのらっきょネーズ」、また比婆牛ブランドが復活したことから、「比婆牛おこわ」も作りました。

昔から十五夜(旧暦8月15日)と十三夜(旧暦9月13日)にはお月見団子を作り、それを供えてお祝いをしていました。


もともとお月見は農耕の行事としてお祝いされていたそうで、縁側に机を置いて団子や果物・水を供え、家族や親しいでお月様を拝む行事でした。

 

お月見団子は茹でた団子にきな粉や砂糖醤油をつけて食べていたそうです。お月見団子と一緒に芋などの畑作物・果物も供えます。また、すすきやオミナエシも飾り付けます。


今回飾ったのは、里芋、かぼちゃ、りんご、枝豆、栗。

里芋は、中秋の名月が、子孫繁栄の縁起物といわれる里芋の収穫祭という意味や、皮をむいた里芋がお団子に似ているからという理由からのようです。他にも蒸したさつまいもや梨も飾るそうです。

 

その横には、水を湯呑に入れて供えました。これは何故湯呑に水を入れて供えるのか小林富子さんもその理由は詳しくはわからないそうです。でも、昔からそうしていたと教わりました。

 

それからお月見団子。三宝に12個のせました。これは、年に12月回満月を愛でることから12個だそうで、閏年は13個お供えするそうです。

 

花は、ススキと水引(ミズヒキ)、オミナエシを飾りました。


ススキと水引は近くの山から採ってきました。オミナエシも庭に咲いていたのを飾りました。

黄色が映えます!

 



 

そうそう、ナスのことわざも教えてもらいました。


「年寄りの言うことと茄子の花には仇がない」

茄子の花はすべて実になることから、お年寄りの言うことはすべて身になる(つく)良いことだという意味だそうです。人生の先輩のいうことは、心して聞きましょう。