
1月の比婆郷土料理研究会で教わった「大根葉の炒り煮」がとても美味しかったので、家でも作りたいと思ったのですが・・・。
葉のついた大根、買おうと思ってもなかなか手に入りません。どこのスーパーでも葉の切り落とされた大根しかない!
ちなみに、家で育てている大根も雪の下で葉っぱがなくなってしまってるし。
そこで、比婆地方の郷土料理を作る時の強い味方「産直市」に行けば何とかなると思い、産直市「東城きんさい市」(広島県庄原市東城町川東877)をのぞいてみると・・・。
ありました!「だいこん」と書かれた袋に入った小さなかわいい大根。というよりほとんどが見た目「大根の葉」。間引いた大根です。

ざっくり一束ありますが、とにかく安いのにもビックリ。
大根の葉は栄養の宝庫
大根の葉にはβカロテン、ビタミンC、ビタミンK、葉酸などのビタミン、カリウム、カルシウムなどのミネラルといった多くの栄養素が含まれているそうです。
これを使って、「大根葉の炒り煮」をつくりました。昔から比婆地方では、雪のころの常備食として作っていたそうです。温かいご飯によく合います。

【大根葉の炒り煮】
材料:
・大根の葉(かぶの葉)2本分 ※今回は間引き大根を使用
・にんじん 1/2本
・ちりめんじゃこ 100g
・ゆず 小1個
・油揚げ 2枚
・油 大さじ1~2
・しょうゆ 少々
・みりん 少々
作り方:
1.大根の葉はさっと塩ゆでして、水気を絞り刻む
2.にんじんはせん切りにする
3.ゆずの皮、油揚げは細く切る
4.切ったにんじん、ゆずの皮、油揚げ、ちりめんじゃこを油で炒りつける
5.しょうゆとみりんで味をつける。※少しだけ濃いめに味付けして常備食にする
by RIE KIKKAWA