夏の訪れ、合歓の花咲くさとやま


田舎暮らしでの日常の移動手段といえば・・・、そう、自動車です!

通勤はもちろん、ちょっとクルマで買い物に・・、ちょっとクルマでゴミ捨てに・・、ちょっとクルマでお隣さんに回覧板を・・・!?

とにかく日々の暮らしのなかでドライブする時間が結構あります。


そんなドライブ中の景色からも季節の訪れを感じるのが、田舎暮らし。

この時期、道路沿いのいたるところで見られるピンク色のふわっふわの花。今年の夏は特によく咲いているような・・・。



それは、合歓(ネム)の木です。合歓の花は、梅雨時期から夏にかけて咲き、本格的な夏がすぐそこまで来ていることを教えてくれます。



【合歓の木 ネムノキ


マメ科の落葉高木。長く伸びた柔らかい刷毛のような部分は花びらではなく、雄しべ。葉は二回羽状複葉。


風に吹かれてそよそよとなびく姿がとてもかわいらしい。



道路の上で、木陰をつくるように咲く合歓の花。

 

 

川の側で咲き誇る合歓の花。合歓の花がさとやまの風景を華やかに彩ります。

合歓の木は、眠りにつく木。

合歓の木の小さな葉は、日が暮れるとピタッと合わさるように葉をしっかり閉じて、下に垂れ下がり眠りにつきます。


実は「ネムノキ」という名前は、”眠る木”ということからそう名付けられたそうです。


ネムノキ・・・、このなんとなくメルヘンチックな響きは、そういう意味だったんですね。


 

 

by RIE KIKKAWA

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