猛暑の夏、涼しい水辺と緑を求めて帝釈峡へ

 

比婆道後帝釈国定公園 帝釈峡【  断魚渓 だんぎょけい  

 

石灰岩と緑色岩に分かれた地質に囲まれ、渓流の水流は激しく、遡上する川魚さえ昇ることができ

 

ないといわれることから断魚渓と呼ばれる、帝釈峡の名所の一つ。

 

 

 

毎日暑い日々が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

断魚渓の映像を見るだけで、「涼しい!!」と思ってしまうのは私だけではないはず。

 

先日、帝釈峡ネイチャーガイド仕事の下見がてら、涼を求めて帝釈峡に行ってきました!

 

 

 

 

鍾乳洞「白雲洞(はくうんどう)

 

通年、平均温度11℃という驚異の天然クーラーです。

 

ここに勝る納涼スポットはないかもしれません!!

 

 

やはり帝釈峡は涼しかった!!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

西日本広範囲に被害をもたらした『平成30年7月豪雨』では、広島県庄原市東城町の帝釈峡でも

 

被害を受けてしまい、土砂災害や県道の通行止などがありました。

 

ですが、地元の方々による迅速な復旧作業が進められたおかげで、3日後には通常の観光が可能

 

なまでに復旧することができました。

 

まだ各地域では、人命捜索活動や復旧作業が続けられている中ではありますが、

 

一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げるとともに、私たちにできることを

 

考え、続けていきたいと考えています。

 

 

 

 そして、このような状況だからこそ、

 

地元の方から帝釈峡の事を伝えてほしいとお声をいただきました。

 

 

 

「帝釈峡の被害状況はどうですか?観光できますか?」

 

たくさんの方よりお問合せをいただいております。

 

 

 

帝釈峡は通常通り復旧し、いつでも皆さまをお待ちしております!!

 

 

     「帝釈峡は元気だよ!」

 

「被害にはあったけど、みんなで頑張って復旧したので、帝釈峡に来てほしい」

 

     「お越しいただくことでみんなが元気になって励みになる!」

 

 

 

     

 

  私も少しだでもお役にたてればと、帝釈峡の最新情報をアップすることにいたします。

 

今しか見れない実は超貴重な今の帝釈峡

 

レアな「帝釈峡」情報です。ご紹介しちゃいましょう!! 

 

 

 

 

    こちらの画像&動画は、有名な「雄橋(おんばし)」です。

 

    映像や画像を見て、いつもと違いがわかる方は、かなりの帝釈峡通です!!(^^)!

 

 

 

            どこが違う・・・・・・・??

 

 

 

     雄橋の下に流れる帝釈川底に見える白い岩肌が分か見えますか?

 

 

 

            そうです、川底が白いのです!!

 

 

 

   もともとある地質…帝釈峡は主に石灰岩(カルスト台地)から形成されています。

 

   たくさんの石灰岩から帝釈峡はでできていることは知識としてありましたが、

 

   実際目にしてみると感動の光景でした。川底の砂利や岩が豪雨の水流によって流され、

 

   綺麗に地表を隠すことなく見せてくれています。

 

 

   大きな一枚岩であったり、ゴロゴロした石灰岩のナメラだったり。

 

   今までにない帝釈峡の一面を見せてくれています。

 

   情報を聞きつけたカメラマンの方がナメラを取りに訪れていました。

 

   

 

   今までに何十回となく歩いた遊歩道ですが、とても新鮮な光景です。

 

 

   残念ながら、この景色がずっと続くとは限りません。

 

時間とともにまた砂利や石が流れ、いずれ石灰岩の表面を覆ってしまうことでしょう。

 

 

 

    帝釈峡は、およそ2憶5000万~3億年もの昔にできたといわれています。

 

    長い時代とともに、地殻変動や大水がでたり、

 

    浸食や溶食などから少しづつ姿を変えていっています。

 

    ほんのわずかですが、帝釈峡変化の一部を垣間見ることができたように思います。

 

 

          *********************************

 

 

    別の日に様子を見にいった際には、帝釈川に川魚たちが戻り泳いでいました。

 

 

 

               私たちにできること

 

 

 

少しづつですが、頑張っていきたいと思います。

 

みなさま、帝釈峡へぜひお越しくださいませ。

 

お待ちしております

 

BY MITSUE  IMURA